MySQL HeatWave Database Service
MySQL HeatWave Database Service は、MySQL の開発元 オラクル社が100%開発・管理・サポートする クラウドデータベースサービスです。
MySQL HeatWave Database Service
(MySQL Database Service)とは
MySQL HeatWave Database Serviceは、MySQL Enterprise Edition をベースに開発されたフルマネージド・クラウドデータベースで、MySQLの開発元であるオラクル社の MySQLチームが100%開発、管理およびサポートを行っています。 現在 Oracle Cloud Infrastructure( OCI )の全リージョンで提供されています。
最新の価格については Oracle MySQL HeatWave Database Service 製品ページ下部の価格表をご確認下さい。
https://www.oracle.com/jp/mysql/
※本ページは MySQL HeatWave Database Service の、 MySQL Database Service ( MDS ) に関する情報を記載しています。
Oracle MySQL HeatWave Database Service の価値と強み
- MySQL開発元が提供
-
- オラクルの MySQLチームが100%開発、運用、サポー トMySQL Enterprise Edition をベースに構築
- 分析処理の高速化
-
- HeatWaveにより高速な更新処理と分析処理を単一DBで実現
- TPC-Hのクエリ処理性能
Amazon Aurora と比較
▷1,000倍以上高速
(コスト⅓以下)
Amazon Redshift と比較
▷2.7倍高速
(コスト⅓以下)
- 100%互換
-
- オンプレミスの MySQL と完全互換
・ロックインの心配不要
- オンプレミスの MySQL と完全互換
MySQL HeatWave Database Service のメリット
MySQL 開発元オラクルが提供するサービスならではの機能と互換性
MySQL Database Service ( MDS ) | 他社クラウドの MySQL サービス | |
---|---|---|
サポート | 開発元がサポートサービスを提供 (コンサルティング・サポート込み) |
MySQL の中まではサポートできない |
エディション | MySQL Enterprise Edition 同様の機能を提供 |
MySQL の中まではサポートできない |
機能 | 最新機能をいち早く利用可能 | 新機能の利用制限あり (NoSQL APIのX DevAPIなど) |
脆弱性対応 | 脆弱性には迅速に対応 | セキュリティ修正が提供される タイミングは不明 |
互換性 | オンプレ版の MySQL と100%互換 | ソースコード変更点が不明のため 互換保証ない |
分析エンジン | 高速分析エンジン「HeatWave」統合 | ETLツールで他サービスと連携 |
出展: オラクル社スライドより
※左右にスクロールすることで表の隠れた部分が表示されます。
OCI「MySQL HeatWave Database Service」
vs AWS「RDS for MySQL」
比較 検証結果
[ベンチマーク比較(1)] MDS vs RDS (デフォルトスペック/プロビジョンドIOPS: 3,000 )
[ベンチマーク比較(2)] MDS vs RDS (ハイスペック/プロビジョンドIOPS: 15,000 )
[コスト比較] MDS vs RDS※ベンチマーク検証サーバの場合
ベンチマーク比較の概要
[ベンチマーク方式]
sysbench 1.0.20 OLTP Read/Write benchmark
[測定対象データベースのスペック]
MySQL Database Service (MDS)
- MySQL.VM.Standard.E3.8.128 (8 OCPUs/128GB RAM)
- MySQL Version: 8.0.22
- Block Volume Performance: Higher Performance
Amazon RDS for MySQL
- db.r6g.4xlarge (16 vCPUs/128GB RAM)
- MySQL Version: 8.0.21 (測定時最新)
- プロビジョンドIOPS: 3000 / 15000
[テストデータセット / ストレージサイズ]
約 60GB (1000万件×30テーブル) / 200GB
※本ベンチマークの詳細な手順や設定内容などはスマートスタイル TECHBLOG記事をご覧ください。